*自分と世界を変えるための読書と音楽*

書籍、曲のレビューが主になります。流行っているものだけでなく、これからの時代を生きていくために必要なこと、未来のことを考え、備えることができるブログにしたいと思います。読んでくれた方と一緒に考えることができれば嬉しいです。

瑞々しく、不思議な引力で惹かれあう少年と少女の物語 「小説 君の名は。 新海誠」

秒速5センチメートルでおなじみのアニメーション監督、新海誠さん。

 

僕と同じ長野県出身なので親近感があります。

 

彼が創る映像はとっても綺麗で、絵の中に吸い込まれそうなのです。

 

深海誠さんの最新映画

君の名は。

の小説がこれです。

 

この作品は映画を作り出す方が先で、

その時は全く小説にする予定はなかったそうです。

 

その後、

作品が出来てくるにつれて、

そして、主題歌を手掛けたRadwimpsの曲を聞いた深海さんは、

小説も書くことを決めたそうです。

 

結果的には、

映画が出来上がる前に小説の方が先に出来上がったようです。

 

 

小説の内容は、

ある朝起きると、

東京で暮らす少年と、

田舎で暮らす少女

の中身だけ入れ替わってしまう。

 

そして、生活するうちに違和感に気づき、

歴史を変える決断をするのです。

 

後半の展開は少し予想外でした。

入れ替わるだけのお話ではないということです。

 

小説を読んでみると、

映像でみたら綺麗なんだろうなぁと感じる描写がとてもあります。

 

映画は3人称、小説は男女それぞれの1人称で

語られているようですので、

それぞれの作品を楽しんでみることで、

より深く楽しめそうです。

 

しかしながら、

文章の物足りなさや、

設定の詰めの甘さ(書ききれていないだけかもしれませんが)

があります。

 

君の名は?ってそこまで名前にこだわる必要あるのかななんて思ったり。。。

 

そうは言っても、読みやすいですし、映像も見てみたくなりました。

 

一応映画の予告編も貼っておきますね。


「君の名は。」予告

 

自分の時間を生きていきたい人への一冊「99%の会社はいらない 堀江貴文」

最近は堀江さんの本を書店などでよく見かけますね。

 

この人は本当に人生を楽しんでいる気がします。

 

無駄な時間を過ごさず、自分の好きなことをとことんしている。

 

いきいきしてるんですよね。

 

堀江さんからすればきっとそれが当たり前で、
「じゃあきみもやれば?」
という感じなのだろうけれど。

 

いつもの日常。
朝起きて、「あぁ、また仕事か。」
なんて思いながら憂鬱な通勤。
仕事が終わって一杯呑んで寝て、また朝が来る

 

こうゆう生活をだらだらと過ごしている日本人は多いですよね。

 

これでいいのかな?
なんかしたいな。

 

なんて思っているのであれば、
堀江さんの書籍を読んでみれば
少し違った考え方もできるかもしれません。

 

本の内容は
未来の働き方について
です。
将来、ビジネスは多種多様になり、
今注目されているAIの技術も進み、
驚くほど進化した日常では、
もちろん、
働き方も変わる。

 

今に依存しすぎないことが大切だと思いました。

 

僕は行動したくなりました。

 

堀江さんは働いているっていう感覚すらないんじゃないかな。

 

日本の未来。
良くしていくのは今日本で暮らす僕達です。

 

人生を変える一冊「明日死ぬかもよ? ひすいこうたろう」

この記事を見てくれているあなた。

あなたは死にます。

これは生きている限り避けることはできないこと、というのはいうまでもないですね。

 

一度きりの人生、後悔はしたくないですよね。

 

そんなこと分かっているけれど実際には

「行動できない」

自分の死を他人事のように考えていませんか。

 

この本を読めばあなたは一度死にます。

そこから人生をやり直すことができるのです。

 

後悔のほとんどは行動しなかったことから起こりますね。

 

人は誰でも変化に対して恐怖を感じ、なかなか現状を変えることができません。

それでも、壁を一気に登ろうとするのではなく、小さな階段を作りながら、一歩ずつ確実に登ることにだけ集中していればいつかは大きな壁も乗り越えられるのです。

 

やらなかったことで後悔するか考えてみる

それで後悔しそうであればやるべきなのです。

 

そういうことの積み重ね、いままでとは少しだけ異なった選択の決断によって

今の生活、これからの人生を良い方向へ変えることができます。

 

なんか怪しい宗教みたいになってしまいました笑

 

が、決して間違ってはいないと思います。

 

「今の自分を変えたい」

「全力で生きたい」

「死にたい」

って人におすすめします。

 

あなたの人生を変える一冊になれば幸いです。

 

言ってはいけない 残酷すぎる真実 ー 橘 玲   

・頭の良し悪しは遺伝である。

 

・将来犯罪を犯す可能性も遺伝である。

 

・双子は遺伝子が似ているけれど、性格や歩む人生は変わるのかどうか。

 もしくは育つ環境は変化を及ぼす要因なのか。

 

このような遺伝子学的にみれば当たり前のことでも

一般的にはタブーとされていることが書かれた本です。

 

これまで生きてきて当たり前だと感じていることって

意外と疑問を持たないんですよね。

 

子供の頃はいろいろなことが不思議だったんだろうけれど

大人になってしまうとなかなか疑問を持つことができなくなっちゃうんですよね。

 

常識とかそんなのなんとなくそうだからそうなんでしょと

深く考えることができなくなっている人にもおすすめだと思います。

 

僕は遺伝子についてもっと勉強してみたくなりました。

 

欅坂46ーサイレントマジョリティー

 

乃木坂46の姉妹グループ欅坂46のデビュー・シングル。

この曲はYouTubeで音楽を適当に聞いてたら、トップのサムネイルに


欅坂46 サイレントマジョリティ

これが表示されていていたため

乃木坂46が好きな僕はすぐにクリックしたことが出会いだった。

 

とりあえずは曲よりも可愛い子がいるかどうかに注目した。

しかしコロコロ画面が変わって顔がわからない。

センターの女の子だけが妙に映る。

しかもこの子が「可愛い」。

なんかいいぞ。

 

ダンスも不思議?なダンスで頭に残る様なダンスだ。

 

そんなことを思っているといつの間にか曲はサビへ突入。

 

「!?」

 

転調した!?

しかも超かっけえ

 

よく聞くと歌詞もなんかすげぇぞ。と。

まだ見ていない人がいれば絶対見て欲しい。

僕が制作に携わっていれば

「とんでもないものを作ってしまった。」

と思わざるをえないと思う。

それくらい曲も映像もダンスも素晴らしい出来だ。

 

やられてしまいました。

そのまま10回のリピート再生。

 

調べてみたら撮影場所は

工事中の渋谷

だということがわかった。

その刹那的な感じも10代の刹那的な輝きとマッチしているんだよね。

歌詞もメッセージ性が良くて

やるじゃん秋元康

という感じです。

 

イントロのアコギやラストのチョーキングから入るエレキギターなんかも

クールなんです。

 

欅坂46の方向性がこのまま行くのであれば

とってもとっても期待大!

なのではないでしょうか。

 

とりあえずPVだけはまだ見ていない人には見て欲しい。

アイドルグループとしてではなく、

一つの作品として見て欲しいです。

 

一億人の英文法

 

  


小学生の頃から英語を勉強しているのにどうして英語が身につかなかったんだろう。

 

とりあえず英語を勉強してみようかな。

 

そんな風に思っている人にはぴったりな本です。

とりあえずおすすめです。

 

英文法は高校生に入ると急に訳がわからなくなってしまった。

その原因の一つは単語そのものの持つイメージとか雰囲気とかをうまく掴めず、

覚えた単語の意味だけで翻訳しようと試みていたからかもしれません。

 

私達が普段使用している日本語も実際には、なんとなくのイメージで

話したりしているものです。

 

英語も同じように頭で考えすぎるのではなく、なんとなくこういう感じかなっていう

感覚が必要だと思います。

 

そんな感覚を磨いてくれるのにはいい本だと思います。

 

過去完了とか仮定法なんかもそのイメージが大切なのです。

 

勉強してやるぞっていう気持ちで読むよりも、ちょっとした時間なんかに目を通す気持ちで読んでみて、

後は気になった部分だけ読んでみるのもアリだと思います。

 

make,get,take,comeのようなよく出てくる単語のイメージがつかめるだけでかなり英語に親しみを感じるのではないでしょうか。

 

英語を話して外国人とコミュニケーションをとりましょう!

 

君の膵臓を食べたいー住野よる 感想

 

インパクトのある タイトルと綺麗な表紙で店頭に並んでいたこの本が目についた。

読んだのはKindleだけれど。

 

簡単にいうとカニバリズムの話だ。

人の臓器を食べるのが大好きな主人公。

特に生の膵臓が大好物。

主人公が恋をした女の子の膵臓を食べるまでの話。というのは冗談。

 

ある日、友達がいない男の子が高校のクラスメイトの女の子の秘密を知ってしまう。

その女の子は明るくて、人気者で、主人公とは正反対な性格。

お互いに自分にはないものを持っている二人は惹かれ合っていく。

秘密の共有もあり二人の仲は縮まっていくのだが、その秘密がやっかいなのである。

この秘密は本編の序盤でわかるため、特にネタバレにならないから書いてしまうが、

なんと女の子は膵臓の病気にかかっており、余命がわずかなのである。

それがタイトルの言葉へと繋がっていく。

 

恋人が病にかかっている物語は多くあるだろう。

そういう作品に触れる度に『死』は身近にあるものだということ感じさせられる。

私は普段自分が死ぬものだとは思って生きていない。

もちろんいつかは死ぬとは思っているが、少なくとも後何十年かは生きているだろうと漠然と考えている。

スティーブ・ジョブズが母校の生徒へ向けたメッセージの中で、

今日が人生最後の日なら、今日することは自分がしたいことだろうか?

と言っていた。

死を受け入れていることで、自分の人生の選択肢をより良いものにできるだろう。

明日死ぬと思えば心が楽になることもあるんじゃないだろうか。

 

あら、ららら、物語の内容からだいぶ逸れてしまった。

とりあえず、内容は高校生の男女の会話やデートが主である。

ベタベタな甘い雰囲気は味わうことができる。

 

文章については好きな文章ではなかった。

特に主人公のジョークは寒いものがある。

友達がいない主人公だからかもしれないが。

会話が多い割に会話が面白くない。

私は文章の上手下手についてはよくわからないから好みの問題であると思うけれど。

 

結末については

そうきたかと。

 

話題の今、読むべき本だと思う。