恥ずかしかった話 後篇
次の日以降、僕は一番気になった子とラインを何度かやりとりした。
話題も途切れることなく、趣味もそこそこあった。
そんなきっかけから女の子と食事へいったことなどなかったけれど、
食事へ誘ってみた。
相手も乗り気だった。
またしても少し高揚感があった。
もう少しやりとりをするとちょっとした違和感を感じ始めた。
会話の内容が合コンのときに聞いたはずのプロフィール等と合わない。
・・・どういうことだろう。
すると相手も勘付いたようで自分が座っていた場所を伝えてきた。
間違えた。
EとやりとりをしていたはずがDとしていた。
やりとりは盛り上がった、趣味もまああった。
いい子だった。
しかしだ。
気づいてしまった。
僕は一気に意気消沈した。
がっかりというかもういろいろとやる気がなくなってしまった。
こんなことってあるんだ。
街コンや合コン行った時は気になった子の名前だけは
しっかり覚えよう、とそう誓った。
相手の子にもすごく申し訳ないことをしてしまった。
お互い傷つく。
タイトルと少し内容が違うような・・・